日本の音楽シーンが「ガラパゴス化」してるってマジ意味わからない

ちなみに「ガラパゴス化」とはウィキペディアによると

ガラパゴス化ガラパゴスか、Galapagosization)とは日本で生まれたビジネス用語のひとつで、孤立した環境(日本市場)で「最適化」が著しく進行すると、エリア外との互換性を失い孤立して取り残されるだけでなく、外部(外国)から適応性(汎用性)と生存能力(低価格)の高い種(製品・技術)が導入されると最終的に淘汰される危険に陥るという、進化論におけるガラパゴス諸島の生態系になぞらえた警句である。ガラパゴス現象(Galápagos Syndrome)とも言う。

ガラパゴス化 - Wikipedia

まあ確かに日本は島国だし、大英帝国と違って旧植民地との文化的繋がりが強固なわけではないから孤立してるっていえば孤立している。でも日本以外だって必ずしも国境で区分けされているわけではないけれど文化圏は存在する。いくら世界を統一しようとしたって、たとえば世界政府が民族の割合が均一になるように強制的に人類を移住させたとしても、やがて地域により特殊性が出てきてくるだろう。


別に最近になって日本が特殊になったわけではない。昔からずっと特殊だった。ただし日本以外だって特殊なのであって特殊なことは特殊ではない。強いていえば昔は日本が特殊であることに(特にインテリは)劣等感を持って大衆を啓蒙しようとしていた。今はそれほどでもないということだろう。


英米がスタンダードで、みんながそれに追随しているわけではない。YouTubeを巡回すればかなり独自の音楽が発達しているのを見ることができる。そういう意味では日本は「普通の国」になったのだ。いや昔から「普通の国」だったがインテリがそれを毛嫌いしていたのだ。それが変化したのはいわゆるポストモダン思想の影響でインテリの目が変わったということではなかろうか?そんでもって見下すことから一転して賞賛へと変化したのではなかろうか?


てなことを思う今日この頃。