2011-02-07から1日間の記事一覧

脅迫電話の思ひ出

⇒電話で脅された思い出: 極東ブログ 久しぶりに極東ブログ見た。だって、俺もつい先月そんな電話があったから。というか今もかかってきてるのかもしれないが全部留守番電話扱いにしてるので、わからない。 最近のは手が込んでいる。最初は勧誘ですらなかった…

豊臣秀吉の誕生日(その5)

豊臣秀吉の誕生日(その4)の続き。 ところで、藤田達生氏は、 今度は、生母なかが懐に太陽が入って受胎する夢をみて、日吉山王権現の申し子として秀吉を産んだとする創作だった。天文五年の「元日」に生まれたという話も、この説をより効果的に演出するため…

豊臣秀吉の誕生日(その4)

豊臣秀吉の誕生日(その3)の続き。 ところで根本的な疑問なのだが、豊臣秀吉が下賤の出自だとはよく言われることだ。藤田達生氏も、 このように二人の碩学は、秀吉が伝えられているような百姓の倅ではなく、差別を受け遍歴を繰り返す非農業民に出自をもつこ…

豊臣秀吉の誕生日(その3)

豊臣秀吉の誕生日(その2)の続き。 『聖徳太子伝暦』は、太子の母は欽明天皇32年辛卯正月朔甲子の夜、金色僧の夢を見て懐妊し、敏達天皇元年正月一日に太子を産んだとする。妊娠期間は12ヶ月だ。 一方、豊臣秀吉が母の胎内にいた期間は、『太閤素性記』は天…

豊臣秀吉の誕生日(その2)

豊臣秀吉の誕生日の続き。 豊臣秀吉が天文5年(1536)申年の正月元日に生まれたと記すのは『太閤素性記』『絵本太閤記』『真書太閤記』。一方、天文5年(1537)2月6日に生まれたと記すのは『関白任官記』。 秀吉の誕生日については、かつて桑田忠親氏が、「…

豊臣秀吉の誕生日

藤田達生『秀吉神話をくつがえす』(講談社現代新書)より 以前、子ども用の「歴史カレンダー」を見ていて吹き出したことがある。秀吉の誕生日を、天文五年(一五三六)の「元日」としているのである。 何が面白くて吹きだしたのか、笑いのツボがわからない…