一票の重み

finalventの日記 - 毎日社説 参院選きょう投票


アメリカのイラク攻撃があった直後のことだけど、某巨大掲示板での議論で、国連の民主的な手続きによる決議がないのに云々という書き込みがあったんで、いや、国連は民主主義じゃない。人口が数万の小国でも一票。中国やインドも一票なんだからって書いたら、攻撃反対派からも支持派からも華麗にスルーされて、また同じような書き込みがあったから、もう一度書いたら、揚げ足取りするなって叱られちゃったことをふと思い出した。


民主主義を追求するなら、人口に比例した権利を持つべきだし、究極的には一人一票の「国連」=「世界政府」になるべきじゃなかろうか。実際、そういうことを主張しているところもあるみたい。「人民の国連総会」で検索するとヒットする。どう見ても左翼です。


「保守」の俺は、民主主義至上主義者じゃないから、一票の格差をとことん追求すべしとは思わない。ただ参議院についていえば、どういう存在なのかという問題はある。参議院は戦前の貴族院の生まれ変わりみたいなものだけど、表向きは断絶していて、それでもある程度「伝統」が継続してきたかのように見えるけど、明文化されてるわけじゃなし、次第に曖昧になってきたんだろう。


諸外国の一票の格差Wikipedia
民主主義の国アメリカ上院の格差は70倍なんだって。へえー。


参議院 貴族院」で検索したらヒットした。
極東ブログ: 参議院についてのたるい話