今後の焦点は安倍首相の進退。
だけど、首相が交代しても、政権は交代しない。
反自民が本当に望むものは、早期の解散総選挙。
という点に注目して新聞各紙の社説を見る。
毎日
東京
首相にも要望する。あなたはいまだ総選挙の洗礼を受けていない。ぜひ、速やかな政権選択選挙を、と。
読売
小沢代表はかねて、参院での与党過半数割れの実現を通じて政権交代を目指す、と主張している。政界再編も視野に入れて、政府・与党を衆院解散に追い込む狙いだろう。
産経
小沢一郎民主党代表が提唱する政権交代可能な二大政党はよしとするが、衆院解散に追い込むため、これまでのような政局本位で対決路線を続けるのかどうか。民主党は、真に政権を担える勢力たりうるかどうかを証明することが求められている。
実にわかりやすい。
日経は、
政局の動揺を収束させるためには早期に衆院を解散して民意を問い直すことが基本的に望ましい。
とある一方、
国会で何でも反対の方針をとったり、いたずらに政局を混乱させるような行動はとるべきでない。
ともある。
興味深いのは朝日新聞。
首相はもっと真剣に今回の結果を受け止め、潔く首相の座を退くべきである。
と直球だが、解散総選挙については触れていない。
(追記)9:30 一部修正。
(追記)20:30
⇒J-CAST ニュース : 朝日VS日経・読売・産経 安倍続投めぐり社説分かれる
とモロにかぶっていますね。俺の方が早いけどね。