2008年1月10日 外交防衛委員会(その3)

総理、当時まあ官房長官でいらっしゃいました。で、多分、先ほど、どなたか答弁されておられましたように、多分、今まで人類が経験したことのないような出来事だったんだろうと思います。そして、いろいろな情報が、その直後の数ヶ月とか、いうことではなくて、むしろ、最近の方が、むしろ情報が出てきている面がある。で、それがですね、今、ネット社会、映像社会において、こうした情報が開示をされてきている。しかし、今となってみますと、この、そもそも、二つの法案の原点であります、この、テロとの戦いの、当時の情報そのものが、今日いろいろ、お話伺っておりましても、きちっと、わたくしは、精査されて、分析をされて、調査をされて、それに基づいて、わたくしは、その、えー、アメリカを中心とした、このオペレーションに加わっている、あるいは、犯罪であるというならば、犠牲者に対する捜査であり、あるいは、その、遺族に対する対応、そして、そういったことも含めた、政府としての対応が、わたくしは取れているというには思っておりません。


従いまして、今、ある意味では幸いですね、給油活動が止まっているわけですけれども、この原点を見直してですね、そもそも、テロとの戦いというものを、この、安易にですね、アメリカ政府の、いわば、間接情報だけで、あるいは、それを主にしてですね、参加をしているということについては、あまりにもわたしは犠牲が大きすぎた、従いまして、この検証をしっかり、やり直すと同時に、本当に、この、テロとの戦いというものが、本当の犠牲者が、誰であって、わたくしは世界の市民であろうと思っています。そして、今、日本においては、消えた年金とか、消えた薬害肝炎の記録という話になっておりますが、今日ここでわたしが申し上げた事実は、これ、全部、具体的な裏づけのある、この、情報でございます。で、今日わたくしが、まあ、いくつか申しあげたのは、消えたブラックボックス、消えた機体、そして消えた残骸、そして消えた飛行機部隊等でございますけれども、あの、いろいろな、実は、ニューヨークの破壊をされた建物のですねえ、いろんな機材も残骸もどんどん運ばれて、無くなってるんですねえ。消えた残骸でもあるんです。ですから調査ができなかったと、(…)フィーマまで言っているわけです。したがいまして、わたくしは、その検証をしていただいて、本当のテロとの戦いというものが何であるということを、しっかり見直して再構築をしていくことが、わたくしは、今、石破長官うなずいて、大臣、すいません、うなずいておられますけれども、えー、わたくしは非常に重要な点ではないかというふうに思っておりますけれども、そういう意味での総理であり、当時の官房長官でもあられた福田総理、総理、ちょっと、あの、こちらをご覧いただきたいと思いますが、当時ですね、やっぱり、いろいろおかしいことがあるね、というふうに、実は当時の官房長官としての福田さんがお感じになってたという話を聞いたことがあるんですが、そう思われませんか。


あの、委員長、時間がないので、総理お願いします。


福田内閣総理大臣
あの、わたしはそういうことを言ったことはありません。


委員長、あと2分しかないんで。それで、大臣、えー、総理大臣、従いまして、この原点の確認と、それに基づいた、テロとの戦いに、そもそも参加をすることの是非、方法、その基本的な問題について、わたくし、まあ、今日、いろいろ質問してまいりましたけれども、その全体についての、今後の、本当に、そのテロとの戦いというものに、参加をする根拠があるのか、そして必要があるのか、そして、本当にテロを根絶するためには、どんな、えー、形の対応をしていったらいいのかについて、お伺いをしたいと思います。


福田内閣総理大臣:略)