カナダで韓国人母娘が追放された件について

【カルデロン親子】毎日新聞「カナダなら家族全員で住めた」と掲載するもカナダは「韓国人母娘を追放」 | 未来検索ガジェット通信

しかし、4月25日に掲載された韓国の連合ニュース(Yonhap News)によると、「韓国人女性が2000年に通常のビザでカナダに渡航し、その後娘を出産。2009年になり、8歳の娘とその母親をカナダから追放する判決に至った」とのこと。また、母は不法滞留者収監施設に収監。小学校に通う2年生の娘も登校を中断され、母と同じ不法滞留者収監施設に入ったという。


e-politics - 海外の移民政策/カナダの移民関連報道

カナダ連邦公安長官は難民の地位を失って追放命令を受けて待機中のトロントの韓人キム・スギュンさんとカナダ市民権者である娘のユジン(8)さんの追放が 不可避だと明らかにした。この事件に注目して大きく報道している日刊トロント・スターはキムさん家族がトロントで生活できるように後援してきた地域社会の 熱いキャンペーンにも関わらず、彼女らは25日夜に大韓航空便でピアソン国際空港を発たなければならないと24日伝えた。

聯合ニュース


このケースでは娘はカナダの市民権を持っているんで、追放の必要はないんだけれど、母が娘と一緒に韓国に行くことを決断したってことみたいですね。



TheStar.com | GTA | Girl faces exile with mom
によると、1999年にジャマイカ移民のMavis Bakerと4人の子供の場合は権利が認められたのだけど、911テロ後に状況が変わったそうだ。

A 1999 Supreme Court of Canada ruling in the case of Jamaican immigrant Mavis Baker and her four children said those rights should get "substantial weight." But rulings in the 10 years since, salted with post-9/11 anti-terrorist fears, have eroded that position.


Baker v. Canada (Minister of Citizenship and Immigration) – Wikipedia
母親を追放することが子供達の人権を侵害するという判断




関係あるのかないのかわからないけれど「カナダ 反テロ 国外追放」というと思い出すのはこれ。
極東ブログ: エルンスト・ツンデルはカナダからドイツに”送還”