一口にトンデモといっても

大きく分けて二種類ある。


一つは主張する者が本気の場合。もう一つはわかってて主張している場合。後者の場合、間違ってると指摘したところで、本人も最初からわかっているのである。


もちろん、だからといって、間違いだと指摘することに意味がないわけではない。その主張を信じるてしまう人がいるかもしれないからだ。


ただし、後者の場合、そもそも本気度が低いので、どこかから借りてきたようなトンデモ論を羅列するだけのものが大半であり、トンデモマニアから見れば興味の湧かない魅力の乏しい代物ばかりなのである。


そんなものを信じるのはさすがにいないだろと思われるようなレベルのトンデモを、しかし現実にはなぜ支持するものがいるのかは謎だ。思うに、中には本気で信じてる人もいるのだろうが、本当は別の理由があるんじゃないかとも思う。つまり主張する方も本気じゃなければ、支持するほうも本気じゃない可能性。


たとえば、政治的な主張の面で自分と一致しているから、具体的な中身はともかく支持するとか。


もう一つ考えられるのはマネー的な理由。主張する方の真の目的がマネーならば、支持してる人の目的も実はマネーであり、自分も乗っかってさらに別の人間から儲けようという魂胆で、以下同文。


そういうこと考えると単に間違ってるって指摘することに、まして嘲笑したりすることにどれほどの意味があるのかと。もっと構造的なものについて考えるべきじゃないかと思うんですけどね。



最近話題になった「この人」とか「この人」とかね。名前でググるとある人物の名前がひっかかるんですけどね。そういえば「この人」とかね(本気か本気でないか本当のところは俺は知りませんよと念のために書いとく)