上杉隆

問題点だらけの「世論調査」という怪物が独り歩きする危険|週刊・上杉隆|ダイヤモンド・オンライン

 その問題点を克服する上で行われている電話調査にも限界がやってきたようだ。いまや日本人の携帯電話使用率は、固定電話のそれをはるかに超えた。中には、携帯電話しかもたない若年層も増えている。そうした層の意思を反映させずに「世論」といえるのだろうか。

なるほどね。上杉隆氏は「大新聞の政治記者よ、「あいた口がふさがらない」のはあなた方だ」という『週刊ポスト』の記事で、

 読売は、自社の世論調査に「小沢氏逆風」との見出しを打ち、「非常に勇気づけられる数字だ」という菅陣営の声を紹介している(8月30日付朝刊)。しかし一方で、同じく自社で行なったはずのネット調査の結果は、全く紙面に出ない。
 世論調査がそれほど大事だというのならば、都合のいいデータだけでなく、双方の結果を持ち出さなければアンフェアではないか。

と書いてたけれど、上の主張と合わせれば「若年層」の意思が反映されてれば世論は小沢支持だったってことになりますね。


ところで、最近、小沢氏の政治資金規正法違反事件で起訴議決を出した検察審査会の平均年齢が若いということであれこれ言う人がいるけれど、(若年層が小沢支持だというのが本当なら)あれは小沢支持者の多い若年層でも起訴すべきだと考えているってことを主張したいんですかね?


まあ、どこかで何かが間違ってるんでしょうけどね。