⇒容易にリストラされない日本の大新聞記者・主要TV局スタッフの給与は仕事のクオリティは別としていま1/4がリストラの憂き目に遭うアメリカのトップクラス記者と同等: 天漢日乗
まあ、京都にいたころ、
読売の拡張団のしつこさ
は、有名だったからな。もっとも、ここまで悪質になったのは
新聞購読者数のノルマがきつくなっている
ってことも背景として考えられる。つまり
強引に契約を結んで、破棄させないというやり方でもしない限り、ノルマを守れなくなった
要は
新聞購読者が減っている
ということだ。
俺が最近まで住んでいたところも、10年くらいまえはひどかった。身の危険さえ感じチャイムが鳴ると心臓がバクバクしてノイローゼ気味になったくらいひどかった。
でも、ここ数年それがピッタリなくなった。
理由はわからないけど、おそらく特定商取引法の改正が影響しているんだろうと思う。
この事件も「不実告知及び故意の事実不告知に関するルールの強化」によって立件が可能になったと思われ、平成16年に「不実告知の明確化及び刑事罰の導入」、平成20年に「特定の物品(指定商品)又は役務(指定役務)についてのみ本法が適用される、との規制方法を改め、原則として、全ての取引に本法が適用されることとなった」ことが大きいと思われ。
⇒特定商取引に関する法律 - Wikipedia
(訂正:新聞は平成3年から対象になってるそうだ)
昔は暴力行為などがあって逮捕されてたのが、無理に契約を迫ったことで逮捕される時代になったということでしょう。
一昔前だったら、勧誘がひどいとか言ったら、同意する意見が多かったとはいえ、「そんなの断れないおまえが悪い。俺はこうして撃退した」みたいな意見があったり「商売の自由で良くないことだけどどうしようもない」みたいな意見があったりで、実際どうしようもないんだろうなと思っていたこともあったけれど、「やればできるじゃん」って感じ。ブラック企業問題だってそうだと思う。
もちろんこれで悪質な勧誘が全く無くなるわけじゃないし、現実にこうして起きてるわけだけど、それでも前よりは良くなったたと思う。その代わり悪質な電話勧誘は激増しているようにも思うけれど。