慣用読み

大辞林

慣用による読み方。正式な読み方以外によく用いられる読み方。

「かんよう‐よみ【慣用読み】 の意味とは」 - Yahoo!辞書


大辞泉

慣用音を用いた読み方。

「かんよう‐よみ【慣用読み】 の意味とは」 - Yahoo!辞書



慣用読みって? 国語辞典によって定義が違います。 | 国語のQ&A【OKWave】
ベストアンサーは

よって、「大辞泉」の説明も「大辞林」とそう差はないのではないでしょうか。

というものだけれど、果たしてそうか?「捏造」は「ねつぞう」と呉音で読めるので「大辞泉」の定義では慣用読みではないのではないか?一方「大辞林」の定義だと「でつぞう」が正式の読み方だとするのなら「ねつぞう」は慣用読みということになる。


Yahoo!辞書で調べると、
大辞林「ねつぞう【捏造】 の意味とは」 - Yahoo!辞書
大辞泉「ねつ‐ぞう【捏造】 の意味とは」 - Yahoo!辞書
どっちも「慣用読み」となっている。


「でつぞう」は
大辞林「でつぞう【捏造】 の意味とは」 - Yahoo!辞書
大辞泉「でつ‐ぞう【捏造】 の意味とは」 - Yahoo!辞書


やっぱりよくわからない。


あと「慣用読み」が「慣用音を用いた読み方」ということであれば、中国大陸ではそのような読み方はしないが、日本においては最初からその読み方だったものでも「慣用読み」ということになるのではないか?最初からといっても伝来当初は唐風の読み方をしていたかもしれないけれど、日本において何百年も、あるいは千年以上も前から使われていたものでも本来の読み方ではないから「慣用読み」だということになるのだとしたら、「慣用読み」の定義をちゃんと知っておかないと誤解が生じるのではないか。


明らかに中国から来た字音で広く流通しているにもかかわらず、呉音・漢音・唐音に分類できないものがある。例えば、茶は呉音では「ダ」、漢音では「タ」、唐音では「サ」である。「チャ」という字音は院政時代の字書『色葉字類抄』などから見られ、漢音と唐音の間の時期に流入したと考えられる。また、「椪柑」(ポンカン)の「椪」は呉音・漢音・唐音いずれも不明で、「ポン」は台湾語音に由来するのではないかと見られる[1]。このような字音も慣用音に入れられている。

慣用音 - Wikipedia


「茶」を「ちゃ」と読むのも慣用音らしいですよ。ということは「茶碗」は「タワン」が「本来の読み方」ってことか。


するってぇとトマトは「トメイトゥ」、ポテトは「ポティトゥ」、 タマゴなんかも「タメイゴゥ」が本来の読み方なんだろうね。