⇒郵便社員が年賀状「自腹購入」 厳しい販売ノルマが原因か : J-CASTニュース
この件に関して郵政民営化のせいだという意見が多数ある。
旧郵政省から継承して日本郵政公社が運営していた郵政三事業(郵便・簡易生命保険・郵便貯金)と窓口サービスを国から民間会社の経営に移行すること。平成17年(2005)に成立した郵政民営化法に基づき、平成19年(2007)10月に実施され、日本郵政グループ5社に分社化された。
⇒郵政民営化 とは - コトバンク
とある。ウィキペディアで郵政民営化の経緯をみると、
2001年1月6日に実施された中央省庁再編により、郵政省の郵政行政及び郵政事業部門は、それぞれ総務省郵政企画管理局と郵政事業庁に再編された。その後、2003年4月1日に郵政事業庁が特殊法人である日本郵政公社となった。
⇒郵政民営化 - Wikipedia
とある。
一方「年賀状 ノルマ」で検索すると
⇒安売り年賀状が出回っているのはなぜ? | その他(ライフ)のQ&A【OKWave】
は投稿日時が2004-12-04となっている。郵政民営化法成立前のことだ。
さらに
⇒ノルマ(営業他)@郵政短時間職員サイト
は2002年冬の年賀状のノルマについて書いてあるが、これは日本郵政公社になる前の話である。多い人は12,000枚ものノルマがあったそうだ(ちなみにこれは短時間職員のサイト)。
俺の記憶でも10年以上前から年賀状が金券ショップに出回っていて、それは何故かというと…という話があったように思う。
俺は詳しい内部事情は知らないから、これらも郵政民営化の一環としての話という可能性もあるけれど、少なくとも2007年以前から過酷なノルマがあったことは疑いない。
ところで素朴な疑問として「労組は何やってんだ?」と思うが、上のJ-CASTの記事によれば、
連合系で最も大きな「日本郵政グループ労組」の書記長も、取材に対し、自爆営業について「ないですね。ないと思っています」と答えた。相談例もなく確認できないといい、「過去の話ではないですか」と話した。「現場では、昨年末から販売上の目標を与えていませんよ。年賀状は普通に売れるので、それをきちっとやらせているということです」
などとのたまっているそうだ。