2008-05-07から1日間の記事一覧

松尾匡氏の「右翼と左翼」の定義について

⇒用語解説:右翼と左翼 - 松尾匡のページ 世界を縦に切って「ウチ」と「ソト」に分けて、その間に本質的な対抗関係を見て、「ウチ」に味方するのが右翼である。 それに対して、世界を横に切って「上」と「下」に分けて、その間に本質的な対抗関係を見て、「…

明治は良き時代

この時代の歴史に詳しくないんだけれど、右翼が政治的な意味で「明治は良かった」という場合、何が良かったと言っているのかという疑問がある。上にも書いたけれど、俺は明治維新は「革命」だったと思っている。明治という国家は「尊皇攘夷」を旗印にして出…

日本の「右翼・左翼」問題がややこしいのは

要するに、左は戦後民主主義体制を肯定し、右は「戦前」を肯定すると考えられ、実際そのようになっているからでしょう。 「戦前」というのは主に「明治・大正・昭和初期」のこと。ところが、日本の歴史は明治に始まったわけではなく、それまでの長い歴史があ…

死の恐怖

⇒死の恐怖 - 猫を償うに猫をもってせよ しかし一般に、子供の頃であれば、「自分がいつか死ぬ」ということに恐怖を覚えることもあろうが、大人になって、仮に90歳まで生きられると保証されて、なお恐れる人がどの程度いるであろうか。 小谷野敦先生はこうお…

ピラミッド公共事業説

⇒POLAR BEAR BLOG: いっそのこと、日本はピラミッド建設に乗り出したらどうか。 ピラミッド公共事業説については去年ちょっと書きました。 ⇒国家鮟鱇 - ピラミッドは公共事業だった? 「ピラミッド公共事業説」と言われているものを発表したのはクルト・メン…