2008-10-22から1日間の記事一覧

空気読みで成り立つ社会と無縁な人の習慣・信条

自分のルールを厳格に守り、生き抜くことを第一に考える。仕事は完遂するために最大限の努力をする。 * 背後に立たれることを極端に嫌い、立たれると反射的に殴り飛ばす。ただし状況としてやむを得ず背後に相手がいる必要がある場合は、意識して抑える事もで…

大江戸残酷物語

大江戸残酷物語 (新書y)作者: 氏家幹人出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2002/06メディア: 新書購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (18件) を見る 第1章 生首と旅する男 第2章 今日は処刑見物 第3章 情痴の果て 第4章 血達磨伝説 第5章 生きている…

メモ

近代日本史において、責任能力という観点が強調されてくるのは、明治時代以後である。それ以前の江戸時代においては「御定書百箇条」78条に「乱心にて人を殺し候うとも、下手人となすべく候 然れども乱心の証拠、慥にこれ有る上、殺され候うものの主人ならび…

三作石子詰

その時彼女はまだ16歳(当時は数え年が使われており、現代で通常使われている満年齢だと14歳)になったばかりであったため奉行甲斐庄正親が哀れみ、お七は15歳だろうと聞いた(15歳以下の者は罪一等を減じられて死刑にはならない)が、彼女は正直に16歳であ…

八百屋お七

この前も書いたんだけれど、「八百屋お七」の話ってどこまでが史実なのだろう? 八百屋お七1666〜1683 (寛文6年〜天和3年)ほど、誰もが知っているわりに、真相が分かっていない事件も例がない。実在した十六歳の少女で、鈴ヶ森刑場(小塚原と云う説もあるが、…

空気が読めない田舎者

この前、実際の年寄りが「わし」とか「じゃ」とか言ってないのに、漫画等ではそう表現される「役割語」について書いたけれど、この手のことは何も「言葉」だけとは限らない。 で、「空気が読めない人」の役割を誰が担当しているかと考えた時に、それは「田舎…

空気を読む科学者の世界

だって「◯◯さんの言うことだから正しい」と思ってれば検証コストかからないじゃん。たまに間違ったりもするけどまあ軽く流しとけば? 険悪になるとコミュニケーションコスト高くなるし。間違って損害でても利益が上回ればOKでしょ? 世の中ギブ&テイクよ。恩売…