2011-02-16から1日間の記事一覧

福沢さん家の中村さん

家族の中で名字が違うといえば、俺が思い浮かべるのは福沢諭吉。 なお、母兄姉と一緒に暮してはいたが、幼時から叔父中村術平の養子になり中村姓を名乗っていた。後、福澤家に復する。 ⇒福澤諭吉 - Wikipedia 養子になったとはいっても、養父の中村家で育て…

徳川家康の改姓

さて、今日の記事は、 ⇒選択式夫婦別姓議論と「日本人の姓/名字」の歴史[絵文録ことのは]2011/02/15 に刺激を受けて書いているんだけれど、「夫婦別姓」については俺は既に書いているので略。 (以前の記事) ⇒夫婦別氏(その2) ⇒夫婦別姓問題に関してあ…

豊臣秀吉と前例主義

前例主義といえば日本の朝廷も前例主義で有名だ。 羽柴秀吉の出自については色々な説があるけれど、とにかく素性がわからないということだけは確かだ。その秀吉が関白・太政大臣になるというのは前例の無いことだ。そこで秀吉は近衛前久の猶子となり藤原氏に…

前例主義

昔漫画喫茶で読んだ横山光輝の『史記』だったか『三国志』だったか良くは覚えてないんだけれど、そこにあった話。 どこかの国の王が敵を攻める作戦を考え付いて、でもそれは「義に反するのではないか」みたいに憂えていると、軍師が出てきて「かつてどこそこ…

何年続いたら「伝統」なのか?

最近「創られた伝統」という視点で、「我々が伝統だと思っているものは、実は明治以降たかだか100年程度の短い歴史しかもたない」ということがよく言われる。しかし、100年、150年と続けば、それは立派な「伝統」ではないのか?って疑問が生じる。一体何年続…