言葉にできない

ニセ科学批判はノンポリか - 今日の雑談
続 ニセ科学批判はノンポリか - 今日の雑談
どんなジャンルでも政治性には自覚的たるべし - 今日の雑談


このことに関しては俺も思うところがあるけれど、言葉にして説明するのは難しいので避けている。実際、これらのエントリーがはてなブックマーク界隈で理解されているとも思えないし、俺も十分理解できてない。


で、俺の思うところとjura03さんの考えていることに一致している部分があるかはわからないけれど、俺がかねがね思っているのは、「知識人は左翼と親和性がある」ってこと。ただし、ここで言う「左翼」は自称左翼に限らない。自称・他称の保守や右翼であっても、「理性」に偏った言論を行なえば左翼的になるってこと。


ドラッカーの本で知ったのだが、ヨーロッパやアメリカで1920、30年代に「インテリは左たらざるをえない」というセリフが流行したという。
(『イノベーターの条件 ダイヤモンド社


あと前に書いた記事。
西部邁曰く - 国家鮟鱇


というわけで、これはニセ科学批判に限らない。もちろんニセ科学批判批判だってそうなる可能性がある。そして俺は反左翼だから、そういう言論に反発するけれど、「それで何が悪い」って考える人もいるだろうとは思う。


※ついでに書いとくけど、jura03さんのニセ科学に関するエントリーには同意できるものが多いけれど、クラッシックやジャズや食べ物に関するエントリーはそういう点で、同類っぽいものを感じるんですよね(自覚してるのかもしれないけど)。