偽物語

自己の義のための道具としている神は偽物である。正義を掲げている人は神に仕えるように見えながら、実は神を自己の義のための道具にしているにすぎない。正義を掲げている人もそれがただ他者を罰する機能をしているのであれば、それは自己の尊大化であり神たらんとする欲望に駆られているだけだ。それが自己処罰のように謙遜に見せかけても同じように義を求めているなら誤った道である。

曇 - finalventの日記


相変わらず難解なfinalvent先生の箴言。俺にはようわからん。


finalvent先生がそう思うんならそうなんでしょってことでスルーしようかと思ったんだけれど、ついでに前日の日記を読んでみたら、

別の言い方をすれば、客観世界とは、そのセンスデータによるのか、ある種の抽象の結果なのかという問題にもなる。まあ、このあたりは、偽科学批判とか素朴リアリズムの人には通じないし、その通事なさはスコラ的な愚論になる。

ログイン・曇 - finalventの日記
とか書いてある。


この「偽科学批判」を批判する心と「自己の義のための道具としている神は偽物である」と断定する心との関係がさらによくわからん。