ところで余談ながら、家康は後年どんな女性を愛したのか、を記してみましょうか。
お梶の方…天正１８（１５９０）年、１３歳で側室に。家康４８歳▽お万の方…文禄３（１５９４）年、１５歳で側室に。家康５２歳。頼宣・頼房の母▽お夏の方…慶長２（１５９７）年、１７歳で側室に。家康５５歳▽お梅の方…慶長５（１６００）年、１５歳で側室に。家康５８歳▽お六の方…慶長１４（１６０９）年、１３歳でお梶の方に仕え、ほどなく側室に。
うーん、これでは「ロリコン親父」とか言われても、返す言葉がありませんねー。
⇒【本郷和人の日本史ナナメ読み】（５７）「家康の後家好み」実態は？（1/3ページ） - 産経ニュース
というわけで俺も調べてみた。「側室」の初産の年齢を。
お梶の方 1578年〜 松姫(1596) 19歳
お万の方 1580年〜 頼宣(1602) 23歳
お夏の方 1581年〜
お梅の方 1586年〜
お六の方 1597年〜
お梶の方は13歳で側室になったけれど子供を産んだのは19歳。お万の方は15歳で側室になったけれど子供を産んだのは23歳。他は出産の記録なし。
これってどういうことなんでしょうね？もちろん性交渉を持ったからといってすぐに妊娠するわけじゃないですけどね。それに適齢期になるまで性交渉しなかったからといってロリコンではないとは言い切れませんけどね。
ちなみに英勝院（お梶の方）についてウィキペディアは
豊臣秀吉によって江戸に移封された徳川家康は、積極的に関東の名門の末裔を集めた。その中に江戸城代であった遠山氏（道灌の流れを引く太田氏という説もある）も含まれており、早くに（13歳頃）家康に仕えたと考えられている。年齢的にも、最初から側室だったというのは推測の域を出ない。少なくとも、女性官僚＝側室ではない。
⇒英勝院 - Wikipedia
と説明している。
まあ「返す言葉がありませんねー」というほど確かなものだとも思えませんね。
