なぜ合体したがるんだろう?

「SEALDs」と学者の会が合体 反安保法案共同デモ:朝日新聞デジタル


いや本気でわからないので。別にこの件に限ったことじゃないけれど、なんで合体しなきゃならないんだろう?


選挙ならわかる。得票がが40%見込まれるA候補と30%の得票が見込まれるBとCの候補があった場合、小選挙区制だと40%のA候補が当選する。BとCが話し合って一本化すればAは当選できない。あるいは議会で複数の政策において、ある政策についてはBがCに譲歩し、替わりに別の政策ではCがBに譲歩する。そういうのならわかる。


でも、安保法制(その他なんでもいいけど)について、どっちも反対の二つの団体が合体して何の意味があるんだろうか?合体しなければ賛成派になってしまうわけじゃあるまいし。


むしろそんなことをしたら、一方が下手なことをしてしまったら全体がそういう目で見られるではないか?分かれていれば「いやそれはこっちには関係ないことだ」と言えるではないか。


左にしろ右にしろそういうところありますよね。危なげなのと傾向が近いってだけで一緒になって、下手なことしでかした相手を擁護する、あるいは批判することができなくて一緒に沈没してしまうってこと。


一体何のメリットがあるんだろう?見栄えがいいからだろうか?それとも金銭面だろうか?よくわからない。