2016-03-10から1日間の記事一覧

「あざい」か「あさい」か(その5)

さて大分県の「朝日長者伝説」⇒大分の伝説 久住高原長者原に伝わる朝日長者伝説 説明文写真付 ⇒「ふる里の蒸気機関車」VOL15 ⇒朝日長者伝説と土壌肥料学 (情報:農業と環境 No.99 2008.7) ⇒075朝日長者 九重高原 近江国浅井郡に浅井藤彦という人がいて、神功…

「あざい」か「あさい」か(その4)

これもよくわからないんだけれど気になるので一応書いておく。 『帝王編年記』の「近江国風土記」逸文について。 また云へらく、霜速比古命(しもはやひこのみこと)の男(こ)、多々美比古命(たたみひこのみこと)、是(こ)は夷服(いぶき)の岳の神とい…

「あざい」か「あさい」か(その3)

『人物叢書浅井氏三代』(宮島敬一)に なお、『東浅井郡志』は慶長一八年(一六一三)の伊豆神社(湖北町)の鰐口銘「呰部郡」を「あざい」の初見とするが、これは出雲国からの寄進物である。 と書いてある。無知な俺はこの意味がわからなかったのだけれど「…

「あざい」か「あさい」か(その2)

「南部文書」について『大日本史料』では 「あさいびぜんのか□」 「あさいしもつけのかミひさまさ」 「あざいびぜんのかミながまさ」 「あざい三たい」 となっているけれど『東浅井郡志』では 「あざいびぜんのかみ」 「あさいしもつけのかみひさまさ」 「あ…

「あざい」か「あさい」か(その6)

また古代・中世に「浅井」以外の表記はなく、本来「浅」を「あざ」と訓ずることはない。 『人物叢書浅井氏三代』(宮島敬一) 調べたら「浅」を「あざ」と訓ずる例は結構ありますね。 京都市右京区「京北浅江町」は「けいほくあざえちょう」と読む。 福井県吉…