俺は日本史及び民俗学が趣味で、とりわけ呪術的なことが好きなんだけど、そこは素人なんで、体系的な学習をしたというわけでもないことを、あらかじめ断っておく。
前から気になっていたことがあるんだけど、世界に類似の神話が存在することの不思議。
例えば日本のイザナキ神話とギリシャ神話のオルフェウス。(知らない人は「イザナキ オルフェウス」「イザナギ オルフェウス」で検索してください)。なぜ遠く離れた地域にこんなにも似た神話が存在するのか?実に不思議ではないか。ちなみに断片的に似ている話は世界中にあるそうだが、ここまで似ているのは他にないらしい。
古代日本にギリシャ人が来ていたというのか?なんて妄想をしてもしょうがないので謎は謎としておくしかない。
で、なぜ世界に類似の神話が存在するのかについて、研究者の間では「伝播説」「偶然説」そして「深層心理説」というのがあるそうだ。「伝播説」と「偶然説」はわかるのだけど、「深層心理説」とはなんだ?
どうやらフロイトを出発点とするらしい。
(参考 ⇒浦島伝説の起源と伝播)
しかし、そんなこと本当に有り得るのだろうか?
すごく胡散臭いんだけど、真面目に取り上げられているみたい。
ちなみに、
⇒「カール・ユング Carl Jung (1875-1961), シンクロニシティ(共時性) & 集合的無意識」
では、
一言で、こんなのは科学でもなんでもない、疑似科学にすぎない。
と一刀両断されている。
例の「鏡の〜」について考えていたら、横道にずれてしまいました。