ミルトン・フリードマン氏死去

といっても俺はよく知らない。


世界的ベストセラー『選択の自由』の著者。読んだことないけどタイトルだけは知っている。ラジオとかで盛んに宣伝してたんじゃなかったっけ?
なぜか、フレデリック・フォーサイスの『悪魔の選択』とよく混同してしまう。同じ頃に出版されたからかな。こっちは読んだ。原題は『THE DEVIL'S ALTERNATIVE』。直訳か。「悪魔の選択」とは、どっちを選んでも最悪な事態が起きてしまうということ(だと思う)。


話が横道にずれた。


フリードマンは94歳で死んだけど、フリードマンの思想は現代に多大な影響を及ぼしている。インサイダー取引規制の問題とか、利息制限法の問題とか、今年の国内の出来事に限ったって、議論でフリードマンの名前が出てくる。もちろん構造改革だとか財政再建だとか格差社会だとかにも大きく関係してくる。経済だけじゃなくて、教育その他の社会的問題にだって影響力は大きい。


だからとても重要なんだけど、知らないものは知らないんで、知らないのに適当なことを言うのもあれなんだけど、「小さな政府」を支持する俺としては、フリードマンの業績に敬意を表するけど、どこかしっくりこないというか、より正確に言えばフリードマンのことは知らないけど、フリードマンを熱烈に支持する人の主張とは馬が合わないなと、理論については俺はバカだからわからんけど、もっと根源的なところで相反するものがあるなと、斯様に思うわけであります。それはともかく、もっと勉強しなくちゃいけないな。学生時代に何もしなかったことが悔やまれる。


(おまけ)
先月、巡回先のサイトで紹介されていたGoogle Video
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一度聞いたら頭にこびりつく。「ロイツマ」以上かもしれない。