サラダの歴史

野菜を洗剤で洗うで思い出したんだけど、俺の記憶では、洗剤で洗うといっても、煮物にする野菜とかはそうしてなかったような気がする。記憶違いか、もしくは我が家だけのことかもしれないけど。記憶に残っているのは生野菜とか、イチゴみたいに皮をむかないで食べる果物。ということは主に寄生虫対策だったのかもしれない。


で、生野菜なんだけど、主にそれはキャベツの千切りのこと。小さい頃は生野菜といえばキャベツであって、レタスなんて食べた記憶がない(酢味噌あえはあったかも)。キュウリは漬物。トマトは皮を剥いて食べていたと思う。サラダとして食べるようになったのは小学生になってからかな?健康に良いとかなんとかで。昭和50年代じゃなかったかな。もちろんそれより前に食べていた人もいっぱいいるだろうけど。少なくともウチではそれまでサラダといえばポテトサラダとかマカロニサラダのことだった。給食では最初からドレッシングがかかったサラダを食べていたかもしれない。記憶が曖昧。あとサラダ味のセンベイ(違うか)。


ウィキペディアによると、
サラダの歴史は太平洋戦争以後、GHQの宿舎として接収された帝国ホテルで、1949年(昭和24年)12月24日のクリスマスイブパーティーにシーザーサラダが提供されたのが始まりである。
サラダ
ということだそうだけど、普及したのはもっと後のことだろう。


ところで、本場の欧米ではサラダの歴史はどうなっているんだろうか?
昔見た映画でタイトルは忘れてしまったけど、ヒッピー風の「ナウい」若者の家で食事を出された中年のおっさんが、「俺は昆虫じゃない」というような文句を言っていて、向こうでもサラダは新しい食べ方なんだって思ったことがあるんだけど、今思い返してみると、それが菜食主義への皮肉だったのか、生野菜を出されたことへの皮肉だったのかよくわからない。