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未収金:うわさ拡大し5770万円に 浜松の病院 - 毎日jp(毎日新聞)

 浜松市中区の総合病院「県西部浜松医療センター」(脇慎治院長、606床)で06年度、患者からの未収金が5770万円に上り、同年度末の累積債権が 9189万円にもなっている。市内では「公的な病院だから医療費を払わなくても受診できる」とのうわさが広まっており、それが一因という。市から運営を委託されている市医療公社は「一部の不払い者のせいで医療サービスに影響が出かねず、ゆゆしき事態だ。市の債権回収対策課と連携することも検討しており、悪質なケースには強い態度で臨む」としている。

未収金問題は別に浜松に限ったことではない。たとえば、
県立2病院で未収金1億円超(中国新聞)
県立病院、報酬請求漏れ年1億 未収金累計18億円余(琉球新報)
など。


さらに同じ毎日新聞の10/5付記事。
都立病院:未収金が10年で倍増、05年度は13億円突破 - 毎日jp(毎日新聞)

 06年度の都立病院数は11で、1病院当たりの未収金の平均は8433万円。全国の病院の約6割が加入する「四病院団体協議会」の調査では、04年度の公的病院1施設当たりの平均未収金は1917万円で、都立病院は4倍以上に当たる。

この記事のブクマ数は現在2件。浜松の記事は53件。その違いがどこから来るのかと考えるに、「うわさ」という部分が注目を集めたからであろう。


浜松意外の事例で「うわさ」があったのかは記事に書いていないのでわからない。わかるのは、医療費の未収金は全国の病院で問題化しているということ。


なお、同じ静岡でも、県立病院の記事では、
診療費:県立3病院、未収金累計1億9700万円 法的対応や回収委託も /静岡 - 毎日jp(毎日新聞)

医療技術の高度化で高額医療が増えたことや、保険の自己負担割合が重くなったことで、払えない患者が増えたと病院局は分析している。

ということだそうだ。