日本共産党と市場主義

ちょっと古い話になるが、

まあ、共産党議員が市場経済を擁護する論陣を張る状況とは、政権与党の施策が社会主義的で、それに反論すると市場経済擁護になる、という構図。これは過去何度も国会で見られた風景であります。

本石町日記 : 共産党・大門先生の主張にしびれました…
本石町日記 : お待たせ、大門先生の主張詳報


共産党は本来、市場経済を否定するものであるのに、反与党の立場で論陣を張ると市場経済擁護になってしまうってことでしょうか。


ここで疑問。確かにサヨクのイメージとしては反市場主義経済であるように見える。だが日本共産党もそうだといえるのか?


で、「日本共産党 市場経済」で検索してみると
JCP京都: 市場経済と社会主義の関係は? : 疑問に答える…綱領学習Q & A
という記事がヒットした。引用すると長文になるのでリンク先を読んでください。


ちょっと意外だった(少しは予想していた)。


我々は誤解していたのか?でも。いわゆるサヨク的なネット言論の場において、こんな主張は少なくとも俺の印象に残っていない(彼らの支持政党が何なのかわからないけれど)。共産党支持者自身が理解しているのかも不明。


まあ、俺は「社会主義部門が、市場での競争を通じて、市場での競争でも資本主義に負けない力をもつようになる」なんてことは容易なことじゃないと思うし、それが挫折した時に何が起こるか非常に不安に思いますけどね。