上座部仏教って習わなかったっけ?

あまりにもかけ離れた世界 - 猫を償うに猫をもってせよ


前に仁徳天皇陵大仙陵古墳(大仙古墳、大山古墳)にな云々という話を聞いたときにも思ったんだけれど、俺が小乗仏教上座部仏教ともいうってことを(その意味も含めて)知ってるのは学校で習ったからだと思うんですよね。随分昔のことなんですけどね。


「小乗(上座部)」から「上座部(小乗)」に変化したみたいなことはあるかもしれない。でも、今の歴史の授業で「上座部仏教」って教えないってことはないと思うんだけど、どうなんだろう?「小乗」という記述を削除せよって意味なんだろうか?どうもよくわからん。


ちなみに俺は仮に「上座部」と教わらなかったとしても、「大」の方が「小」よりも尊いとか本物だとか、そんなことは全く思わなかったと思う。言われて初めてそうなんだって思ったことだろう。大陸で日本のことを「小日本」と呼んでても、それが馬鹿にされてるんだっていまひとつピンとこないし。



あと俺は大河とか歴史ドラマは期待するんだけど、結局期待はずれで失望するってタイプ。何に失望するのかっていうと史実と違うとかいうことじゃなくて、「新解釈」がうざったいから。まんま伝えられている通りにやれよって思う。あとは登場人物に現代的な感覚を語らせるのも嫌だ。やるとしてもナレーションでやれって思う。その点「風林火山」は面白かった。いきなり妊婦の腹裂きだし(当然そのシーンは出なかったけど)。御やかた様は腹黒だし。でも視聴率的にはそれほどでもなかったんですよね。


それと、俺も実は「忠臣蔵」を知らない。元禄赤穂事件について書かれた本は何冊か読んだけど。この手の本って虚説を廃し真相を解明するって感じなんだけれど、その肝心の虚説の方を知らなかったりするわけ。テレビとかでも吉良は悪人ではなかったなんてことをしつこくやってるけれど、今や逆に「吉良って悪人だとされてたの?浅野がバカ殿だったんじゃないの?」って驚く人がいるかもしれない。知っとかなきゃいけないとは思うんだけど「お勉強」という形で知ろうという気はなかなか起きないんで、未だに「お軽勘平」の話ってどういう話だったっけっていちいち調べなきゃいけない有様。