言霊とミカン(その4)

まだまだ続くぜ
25時:言霊とミカン /宮崎 - 毎日jp(毎日新聞)

 病気や美容への効果をうたう商品やサービスを巡る詐欺的商法は後を絶たない。中学生も数年後には社会人だ。「愛の言霊パワーを封印した限定商品をわずか10万円で」と勧められた時、冷静に判断できるか。健全な批判精神を養うことも、教育には必要ではないだろうか。【石田宗久】

何の訓練も受けていない中学生が言葉をかけただけで、ミカンに効果があったって話ですよね。


で、「愛の言霊パワーを封印した限定商品をわずか10万円で」と勧められたなら、「冷静な判断」としては、「10万円も出さなくたって、自分でやるか友達に頼めばいい」ってことになるんじゃないんですかね?


俺には、疑似科学を信じることと、「10万円」との関係がよくわからない。実際に効果のあるもの、何でもいいけれど、例えば「乾電池を今ならお一人様一個限り10万円で」って言われた時の「冷静な判断」は「百円ショップでもそれと同じ性能のものが買える」でしょう。


それは疑似科学と一見関係ありそうで、関係なくないですかね?「10万円」の商品には何か特別なパワーがあるのかもしれないですけど、それはこの件では直接関係はありませんよね。


つーわけで、俺にはこの記事が良記事だとは思えないんですよね。


(本当はこの短いコラムの中にまだまだツッコミ入れたいところがあるんですけどね。疲れたから今日はこれまで)