(1) 年金について
年金なんて廃止して、みんな自分の貯めたお金で生きていけばいいじゃん？
そうすりゃ高齢者の大金持ちが抱え込んでる貯蓄も流動化して一石二鳥。
んで、長生きしてお金がなくなったら、その時点で生活保護をもらえばいいんです。
⇒生活保護以外、すべての福祉を廃止したらどうかね？ - Chikirinの日記
何度も書くが俺は経済のド素人なんだけれど、
年金だろうが貯金だろうが、財・サービスを生産していない人の消費は、財・サービスを生産している人（現役世代）が担うんですよね。「高齢者の消費が同じなら」財政負担は減るけれど現役世代の負担が減るわけじゃないですよね。どこかにシワ寄せが来ると思うんですよ。
あと素朴な疑問として、人はいつ死ぬかわからないのだから、死ぬ時点で貯蓄をきっちりゼロにするなんて芸当は不可能だと思うんですよね。年金が無くなったらそれこそ消費が減るんじゃないかと思いますけどね。
そりゃ今突然年金を廃止したら、高齢者は今持ってる貯蓄を取り崩すしかないわけで、年金があるときよりは貯蓄を使うでしょうけれど、年金分の消費は減りますわな。大金持ちは別かもしれないけれど大半の人の消費は減るでしょうね。
その分現役世代の負担が減って消費が増えてトータルで見れば消費が増えるとか思ってるのかもしれないけれど、それは一時的なものであって、突然廃止されるのでなく事前にわかっている状態になれば、豊かな老後を送りたいと思うなら今を我慢して貯蓄を増やさなければならないわけで、むしろ消費が減るんじゃあるまいか？自主的に貯蓄しているから搾取されてる感はなくなるのかもしれないけれど。
