「我々取材班は驚くべき新事実を発見した!」というのは、テレビのオカルト・ミステリーの常套句だけど、この前書いた、『新説!?みのもんたの歴史ミステリーSP』の寛永通宝の件でいろいろ調べていたら、本当に驚くべきものを発見してしまった。これが意味するものは、ただの偶然か?それとも…
と、おどろおどろしく書いてみたが、まずは前回の要約。
(注:「トンデモ」が嫌な人はスルーしてください)
⇒寛永通宝
- 香川県観音寺市にある銭形砂絵が指し示す方角は西。
- 逆に東には六十八番札所神恵院がある。
- 神恵院の縁起によると、八幡大菩薩がこの地に現われたのが起源。
- 八幡大菩薩は大分県の宇佐八幡より舟でやってきた(つまり西から来た)。
- 本地垂迹説によれば八幡神の本地仏は阿弥陀如来。阿弥陀如来は西方極楽浄土の教主。
- それを考えると、銭型砂絵は西方信仰と関係があるかもしれない。
- (追加事項として五行説で西は金気。西に銭形がある理由と関係があるかもしれない)
で、ここからが「新事実」。
その前に基礎知識。
- 六十八番札所神恵院のある琴弾山には、六十九番札所観音寺も存在する。
- 神恵院と観音寺の起源は、大宝3年(703)日証上人が琴弾八幡宮を祀ったことによる。
- 八幡大菩薩の乗った神船は神功皇后ゆかりのあるものなので、皇后の像も合わせて祀ったという。
- 弘法大師が、神功皇后は観世音の生まれ変わりとして聖観世音菩薩像を刻み本尊とした。
(参考)⇒観音寺 (いやしの道)
八幡神は応神天皇であるとされている。神功皇后は応神天皇の母。
宇佐神宮の主祭神は、応神天皇・比売大神・神功皇后(八幡三神)。
以上を踏まえて、驚愕の新事実はこのあとすぐ。