ニセ科学と疑似科学

上で俺が「ニセ科学」について誤解していたことを書いたわけだが、あれからいろいろ検索してたら、半年前に同じ誤解について議論されていた。


技術系サラリーマンの交差点: 「ニセ科学」関連・最終記事
のコメント欄。


というか、ウィキペディア

ニセ科学批判の目的が科学の啓蒙や社会の論評であるといった誤解がなされることがあるが、正しくは「社会的な有害性を持った疑似科学」による被害の防止を目的とした活動である。

という記述は、もしかしたら、ここの議論を基にした記述なのかな?よくわからないけれど。


ニセ科学批判」というものが、『「社会的な有害性を持った疑似科学」による被害の防止を目的とした活動』なのなら、俺は個人的にあんまり関心がないです(ケースバイケース)。そういう立場の人間が「ニセ科学」という言葉を気軽に用いると、さらに混乱しそうなので今後自重。じゃあ何と呼べばいいのかって言ったら、どう呼んでもいいんだろうけど、やっぱり「疑似科学」かなあ?


でも、ちゃんと精読しなかった自分のことを棚に上げて言うけれど、「ニセ科学批判」って言葉は、汎用性の高い言葉で、結局は「誤解」された理解が流通してしまうように思いますけどね。