サンヘドリン(四つ巴)

改めて論争を読み直してみたけれど、apesnotmonkeys氏と一知半解氏の論争に関して言えば、提示されている情報のみで判断すれば、一知半解氏の主張の方が正しいように見えますね。なぜ批判が多いのか不思議。よくわからないけれど、それ以前にいろいろな経緯があったんでしょうかね?


しかし、apesnotmonkeys氏が批判している産経抄は、

全員一致による決定は無効とする。というのはイザヤ・ベンダサンの『日本人とユダヤ人』で紹介された古代ユダヤの国会兼最高裁のような機関での決まりである。全員一致は全員が誤りを犯している可能性があり、それを検証できないからだそうだ。

と、「再審」について全く言及しておらず、まるで全員一致だと無罪であるかのようだ。これだけ見れば誤解する。


一方、一知半解氏が崇拝している山本七平は「キリスト教発生時の創作」だと書いているけれど、俺には上の記事で書いたような疑問がある。


こういう場合、どれか一つを支持すると、まるでそこにある主張の全部を支持しているかのように受け取られて非常にややこしいことになるパターンがありがちなんですね。