耳タコの定型化した批判の謎

俺が常々疑問に思ってること。例えば上のマニュアル批判みたいなのって、ファストフードが日本に上陸した時点で既に言われてたはずだから、ずいぶん昔からのことになるわけですよね。


で、これも定型化している批判で、「最近の若者は」みたいな現代の風潮批判は、古代からあったという、これも定型化した話なんだけれど、これは理解できる。


自分が生きてきた時代をスタンダードだと思い込み、それと違ったことがあると違和感を持つのは自然なことだから。


だけど、マニュアル批判なんかだと、批判している人の生きてきた時代にも既にあったわけで、最近になって始まったことじゃない。今の40歳代くらいまでなら、親の世代にさんざん批判されてきたことでしょう。そういう世代が「最近の風潮」として、こういうことを批判するというのがどうにも理解できない。


似たような例として、最近の子供は塾に行ってろくに外で遊ばないとか、ゲームばかりやってるとか、こういうこと掲示板に書き込んでいる人って60歳代とか70歳代の人なんだろうかと、ま、実際2ちゃんねるの住人の平均年齢は高いっているから、そうなのかもしれないとか、いろいろ思うわけです。


あと、その一方で、そんなに古来からの風習でもないものが、まるでそうであるかのように言う場合もあるんですよね。たとえば牛肉騒動の時に耳にしたんだけれど、「牛丼は日本の伝統食」みたいな。


この違いってどこから来るんだろう?