羽柴秀長の名前

豊臣秀吉の弟の秀長。
豊臣秀長 - Wikipedia

この「長」も「ナーガ」と関係するのではないかと思われるが、「長」の名が付く歴史上の人物は山ほどいるので、これだけでは弱すぎる。


秀長の幼名を「小竹」という。一般に「竹阿弥(筑阿弥)」の子だからそう呼ばれたと考えられている。伝説としてもそういう筋書きなんだろう。


しかし「小竹」の意味は考えてみる価値がありそうだ。


「小竹」は普通「こちく」と読む。だが「小竹」には別の読みもある。『万葉集』の柿本人麻呂の歌に「小竹之葉」とあるが、これを「ささのは」と読む。すなわち「小竹」は「ささ」とも読む。


「笹」もまた製鉄と深い関係があると考えられている(当否不明だが「ささ」は砂鉄の意味だとする説もある)。
ささ 砂鉄 - Google 検索


個人的には秀長の幼名「小竹」が製鉄に関係があるとすると、「竹阿弥」の子だから「小竹」だというより、「小竹」の親だから「竹阿弥」なんじゃないかと思ったりもする。


※ちなみに、佐々成政という武将がいるけれど、埋蔵金伝説などを持ち、この「さっさ」も製鉄と関係があるのだろうと俺はにらんでいる。


※なお秀吉のことを「小竹」という史料も存在する。