左翼の敗北

今回の選挙の印象としては左翼の敗北、いや大敗北ではないかという気がする。


民主党が負けたからというのではない。前にも書いたがそもそも民主党はリベラルではない。当人達がそう言っている。民主党には保守もいればリベラルもいる。言ってみれば百貨店である。一方の自民党も百貨店である。それぞれに特色があるかもしれないが大きな視点で見れば大差ない。自民が勝って民主が負けたというのは、一方の百貨店の評価が下がって、別の百貨店に客が移動したというだけのことだ。


では、なぜ左翼が敗北したというのかといえば、自民対民主という構図ではなく、全体的にバリバリ左翼な人が大きく減少したような印象があるからだ。特に未来の党が惨敗したことが大きい。一方、維新とみんなの党議席が増えた。


民主が負けたことよりもそっちの方が実は重要なことなんじゃないかと思う。


(追記)
これも象徴的
14選目指した加藤紘一氏、落選 (読売新聞) - Yahoo!ニュース