その後のとある水伝の物語

とある水伝の物語

野島 雅 ‏@mnojima
@tatsuva 白井先生、ご連絡ありがとうございました。私自身、水伝を否定するために行った実験です。お騒がせてしまい申し訳ございませんでした。

白井達也 ‏@tatsuva 9月27日
@mnojima 良かった良かった!周辺が依然として灰色な発言をしているので心配しました。

https://twitter.com/mnojima/status/515835688575451140


良かったですねえ。水伝を肯定する科学者はいなかったんだ。


ベンジャミン・フルフォードを絶賛する科学者はいるみたいだけれど…
野島 雅さんが書き込んだレビュー (東京都荒川区)


水伝は否定してるんだからこんなの放って置いてもいいんですね。良かった良かった…




ところで今回の騒動を見て思ったこと。
(1)科学者が科学を否定する言動をしているらしき記事を見て即座にバッシング。科学者ともあろう人がそんなことをするだろうか?という疑問を持たない。「科学者とはいえ非科学的な行為をする可能性が全くないとはいえない=ある」という決め付けによる行動。


(2)一部の人は即断せずに判断保留。本人が否定しているという情報が入り安心する。前者よりはまし。だが水伝を否定しているにしても、「なぜこの科学者は自己啓発セミナー的な組織と親密なのか?」という疑問を持つ人は稀なようだ。


なんといいましょうか、ニセ科学を信じてしまう人とリテラシー能力に大きな差がないように思えてしまうのですが…


そもそも水伝を信じないことなんて特に優れたリテラシー能力が無くてもできることであって、むしろ信じてしまう人の方が特殊な人達でありましょう。したがって水伝を信じない人の中にリテラシー能力の低い人がいることは不思議でもなんでもないのでありますが、研究者のようにリテラシー能力が高くなくてはいけない人のなかにも、本人が水伝を否定したというだけで、ころっと信じてしまう人がいるのはなんだかなあと思うわけであります。