最新研究報告「石谷家文書について」


石谷家文書は全3巻47通。まだ一部しか公開されてない。


中でも「近衛前久書状 天正11(1583)年2月20日」は調査中で判読もまだ定まってないそうだけれど超重要史料だと思われ。どうも信長と元親の関係悪化を近衛前久(及び石谷頼辰と光政)が仲裁しようとしていたらしい。


配布された資料に暫定的な釈文があって、色々思うところがあるんだけれど、暫定的なんで今は書かない。


それから天正6(1578)年11月24日付と考えられる谷忠澄・中島重房書状というのがあって、この年に「信」字拝領があったと考えられているんだけれど、その際の「四国は切り取り次第」に関わることが書かれているらしい。


資料集は今年出版予定とのことだけれど待ち遠しい。