2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

新マルクス主義とは何ぞや?

ジアルディーノ・グループのハンス・ズーター会長は「徴兵制度の撤廃を求めるのは新マルクス主義の思想と一致する」と言い放つ。さらに、平和主義者の行う「非スイス的」で「軍隊に反対する」活動はこの30年間全く変わっておらず、平和主義者は「新マルク…

エビスとヒルコと幻の島

「小人が外の世界からやってきて福をもたらしやがてまた去っていく」という伝説はヤマトにおいてもスクナビコナの神話がある。また近世初期には蝦夷の北方または洋上に小人島があるという認識があった。また七福神も外から宝船に乗って福をもたらす神であり…

コロンブスとインド

「インディアン」が二義的な意味を持つ由来には、クリストファー・コロンブスがカリブ諸島に到達した時に、インド周辺の島々であると誤認し、先住民をインディオス(インド人の意)と呼んだことがあり、以降アメリカ先住民(の大半)をインディアンと呼ぶよ…

コロボックルと世界の小人伝説

⇒コロポックル・座敷わらし・ケンムン・キジムナー - 北の考古学─日々の着想 東北地方と南島の小人伝説が同様のモティーフをみせるのは、これらの伝説がもともとは単一の起源に発し、さらにその成立がかなり古い時代に遡ることを示唆するようにもおもわれる…

世界遺産について

そもそも世界遺産とは何かというとウィキペディアによれば 世界遺産(せかいいさん)は、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて世界遺産リストに登録された、遺跡、景観、自然など、…

立憲主義と安倍晋三と宮台真司

⇒意外な犯人に苦笑…「立憲主義は、民主主義や社会主義を進めるのに邪魔だ、と思われ目立たなかった」(樋口陽一氏) - 見えない道場本舗これは実に興味深い。 そして、これともつながってくるような気がするな。つまり「国民が主権者」だと、憲法が命じる対…

日本の幽霊の手と足(目次)

日本の幽霊の手 日本の幽霊の手(その2) 日本の幽霊の手(その3) 日本の幽霊の手(番外) 狂骨 日本の幽霊の手(番外) 狂骨(その2) オバケのQ太郎の中身 日本の幽霊の手(番外) 狂骨(その3) 日本の幽霊の手(番外) 狂骨(その4) 日本の幽霊の手 反魂香 日…

日本の幽霊の手と足(最後に)

これで本当に終わり(いずれまた書くかもしれないけど)。 何度も書くように、円山応挙の「返魂香之図」は下半身が描かれてない。足が無いのか煙で見えないのかはともかく、足の部分がどうなっているのかわからない。なお「返魂香之図」というけれど、絵を見…

日本の幽霊の手(番外) 古今未曾有 工夫の幽霊(補足)

終わりにするつもりだったんだけど大事なこと書き忘れてた。 歌舞伎に「漏斗(じょうご)」という衣装がある。 歌舞伎衣装の一つで、幽霊の着る衣装です。裾が細くしぼんで漏斗(じょうご)のようになっています。「四谷怪談」のお岩などが着るものです。 ⇒…

日本の幽霊の手(番外) 古今未曾有 工夫の幽霊

幽霊ネタはとりあえず今日で終わり。 いろいろ検索していたら面白い絵があった。 古今未曾有 工夫の幽霊 尾上梅幸 歌川国貞 1830年 ⇒MISTER_DELIGHT (yajifun: 古今未曾有 工夫の幽霊 尾上梅幸 歌川国貞 1830年)⇒歌川国貞 - Wikipedia この「尾上梅幸」とい…

二階から目薬の謎(その2)

⇒二階から目薬の謎 - 国家鮟鱇Twitterからトラックバック(?)をいただいたので再度考えてみた。念の為にいっておくけどこれはあくまで俺の推理であって、簡単に信じないように。 このことわざは、1700年刊行の「風流御前義経記」とある「二階から目薬さす…

『石谷家文書』が発売されてそろそろ一ヶ月なんだが

まだ読んでない。 しかしなんですね、「"石谷家文書"」(1か月以内)でグーグル検索しても、言及記事がほとんどありませんね。 最近はブログじゃなくてTwitterなんですか?ってTwitterも検索してみたけど、こっちで検索してもほとんどありませんね。 あんなに…