小泉メルマガ運営費年7億円(その2)

さて、この問題は、ネット界でも大きな話題になった。
一方は、7億は使いすぎだという意見。もう一方は、7億は妥当な金額だという意見。ところが、そこに7億はガセネタだという意見が飛び出した。


官邸WEB+メルマガで7億超という話はやっぱりガセネタでした(音極道茶室)


つい最近もどこかで見かけた風景。
ダウンロード禁止?(国家鮟鱇)
(ただしガセネタと確定したわけではない。念のため)


マスコミが提供したネタを元に是非について侃々諤々の議論をする。しかし、肝心のネタの信憑性には疑いを持たない。この問題に関して俺はかなり悲観的。おそらくこれからもずっと続いていくのだろう。


ところで、問題はこれで決着が着いたのだろうか?まずは原点に戻って、
保坂展人のどこどこ日記
を読んでみる。

あった、あった。平成17年6月10日には「官邸ホームページ」と並んで、「メールマガジンシステム一式」1億2544万5600円(随意契約ぷららネットワークス)とあるのを発見した。

すでにこの時点で、メルマガ費用が1億2000万円であることはわかっているのだ。だから、

いくら部数が多いとはいえ、7億円は掛かりすぎだろう。ところが、「音極道茶室」の指摘によれば、実際には約1億2,000万円程度だったようなのだ。

(やじうまWatch 【2006/12/12】)
なんてのも、これまた原点を調べない不十分なものなのである。社民党上層部もマスコミも、そして山崎一幸氏も、保坂議員の問題とするところが理解できていないのであろう。


保坂議員が問題にしているのは、「政府広報・内閣広報に関する質問主意書 衆議院議員 保坂展人」以下の部分であり、
『「官邸ホームページの制作・運営」にかかった総費用(過去五年間)はいくらだったのか。』
『平成十三年度以降五年間、「メールマガジン制作・運営」に内閣は各年度ごとにいくら支払ったのか。五年間の総額経費はいくらか。』
随意契約となった理由、公開入札を導入しない理由』
についてである。


それと同時に、「政府広報室」の支出についても、問題視しているのだが、こちらはマスコミはおろか、自党の党首にも無視されているかのようである…


(ちなみに俺はド素人なので、金額がわかったところで、それが妥当な数字なのかわからないですけどね)