約定取消ルール

マル! ナスダックとNYSEの約定取り消し措置は正しい - Market Hack(外国株ひろば Version 2.0)

約定を取り消すか、取り消さないか?という議論を聞くと、日本で何年か前に起こった誤発注事件が思い出されます。
日本の取引所はこの事件が起こった直後から「成立してしまった取引はそれがたとえ凡ミスが原因であっても反故にするわけには行かない」という姿勢を強く出しました。

これはアメリカの証券界の考え方とはすごく違います。


取引所取引に係る約定取消ルールの概要 : カブドットコム証券

平成19年10月より、取引所取引において誤注文により大量の売買が成立し、長期にわたって当該売買に係る決済が行われなくなる可能性が極めて高く、それにより市場が混乱するおそれがあると認められるときは、当該取引所が「約定の取消」を発動する場合があります。

一応。


あと、もしもアメリカでジェイコム株の誤発注と同様のことが発生したとして、必ず約定取り消しするとは限らないと思うけど、向こうのルールに詳しくないんで疑問だとだけ書いとく(逆に日本でNY市場みたいなことが起きたらどうするのかも予測が難しい)。