ニコ生シノドス『ホメオパシー​騒動とニセ科学論争の行方』見たよ(1)

面白かったよ。意外だったのは、俺が期待してたのは久保田裕氏が何を言うのかということだったんだけれど、むしろ菊池誠氏の言ってることの方が共感できたってことですね。


そのことについては、また後ほど書くつもりだけれど、まず言っておきたいのは、検索してもこれに関する記事が少ないのはなぜ?ってこと。はてな「ニセ科学」を含むブログってのを見たら、2件しかない。


あれか、今流行のツイッターってやつでみんな活動してるのか?いや、確認してないんでわからないんだけれど。


俺は正直ツイッターって好きじゃない。いや、利用法にもよるんだけれど、少なくとも、ニセ科学を含むトンデモ批判には向いてないと思うんですよね。


非常に短い文章でもって、奇妙な論理を批判できるのかっていう点で。むしろ人がさんざん苦労して懇切丁寧に書いたものを、一言で否定するのがその手の人達の常套的なスタイルであって、自分の頭の中では立派な理論が組み立てられているのかもしれないけれども、見ている方には伝わらない、というか追究すればボロボロの理論だったりすることが多いわけなんだけれど、それを批判する側の人間がやっちゃいけないだろうって思うわけ。たとえそれが正しい理論によるものだとしてもだ。まあ、本当に正しい理論かどうかなんてのも怪しいところがあるし、見た目で判断つかないよね。そういうときは、こっちで、この人が言いたいことはこういうことなんだろうと推理して、それで当否を判断するってことになるんだけれど、それはトンデモを扱う場合には、本当は避けなければならないことだと思うんですよね。だから俺ははてなブックマークのコメントも、好ましいことだとは思っていない。


って、番組とは直接関係ないことなんだけどね、それはまた次回。