『太閤素性記』の類話(その2)

『太閤素性記』の類話(その1)の続き。


『太閤素性記』の物語要素。


(1)秀吉が幼い時に実父が死に母は再婚。義理の弟妹がいる。

秀吉八歳ノ時父弥右衛門死去。

木下弥右衛門後家秀吉母ノ方へ入ヽ。其後男子一人女子一人秀吉ト種替リノ子ヲ持ツ。


(2)秀吉はみすぼらしい身なりをしていた

白キ木綿ノ垢ツキタルヲ著テ立廻ラル。


(3)お城のお姫様に気に入られる

豊前カ子共幼キ娘ナト是ヲ見ル。又カタハラノ者ナト是ヲ見テ笑。


(4)綺麗な衣装を着ると立派な青年になる

古キ小袖ヲ得、絹紬ノ衣装ヲ得、沐浴ナトサセ袴ナトヲ著スル。然ハ其形チ清ラカニシテ始ノ形ニ異ナリ。


これと良く似た話がありますよね。誰でも知ってる超有名な話。さて何でしょう。