戦場の英雄、平時の狂人

戦争映画に人を殺したいという欲求を発散させるために軍人になった登場人物が出てくるのがありますよね。具体的にどの映画だったか忘れてしまったけど。あれと同じで、日常では決して好ましい行動だとは思えないものが、ある特定の状況では正当化されていて、それを批判するのが難しいってのがありますよね。たとえば大多数の人からみて批判されるべき対象とされているものを叩く行為は、正義のためにやっているのか、叩くのが楽しくてやっているのかとかね。多分後者だろうと思われる人物に対しても本人がそう公言していないと、こっちがそれを証明することができないのに迂闊に批判すれば論争しても負けるでしょうしね。