保守主義と「天空の城ラピュタ」

宮崎駿は左翼だとか共産主義者だとか言われているみたいだがどうなんだろう?


天空の城ラピュタ」を見ていて印象に残るのは、ラピュタ人の高度な科学技術で作られた空中都市に植物が生い茂り、中枢部まで木の根っこで覆われていたところだ。ラピュタが動植物の楽園になっているのは作られた時に想定されたことではないだろう。


監督はここで自然は人類の知識を超越しているということを表現したかったんじゃなかろうかと俺は思っている。これは共産主義の計画経済などに見られる理性主義に対する批判なんじゃなかろうか?と思えてしょうがないのだ。だとすればこれは保守主義の思想と合致する…


なんて思うんだが、もちろん実際どうなんだかは知らない(ま、本人がそう思って無くてもそういう解釈は可能だろう)。


(追記)
あと木のせいでラピュタが完全崩壊しなかった(ということだと思う)も想定外の事態ということになるだろう。