猪瀬都知事と東電病院の件

そりゃ猪瀬知事が東電病院売却を強硬に主張したのには裏があったのかもしれない。だけどあの時点でそんなことわかるはずもなし。


東電は一兆円の公的資金を受けながら非効率は病院を経営していた。それを売れというのは全く正当な主張でしょう。東京都は株主なんだから。


職域病院の病床はカウントしないという点で突っ込まれていたけれど、東京新聞の記事によると2009年(当然猪瀬知事就任前)に都が病床を減らすように指導していたという。カウントされないのならばなぜ指導したのかが不可解。そこが不明なのでその突っ込みが正しいのか俺は保留したわけだが、今に至るまでこの疑問は解消していないし、納得のいく答えを誰も提供しなかった(ちなみに俺はあのとき東京都に電話で聞いたんだが担当者不在とかで答えてくれなかった)。


もちろんどんなに正当な主張でも(たとえば保育施設を増やせとか公園を作れとかであっても)正当ならざる手段で要求を通そうとすることは許されることではないけれども。