昨日のつづき
あれからネットで検索していたら、小沢一郎が田母神と共産党の躍進をリンクさせた発言をしていた。
【2014年2月10日】小沢一郎代表 記者会見 (12分過ぎから)
朝日新聞の○○(聞き取れない)といいます。都知事選の関連なんですが、一方で田母神候補がですね、田母神候補が歴史的認識などでもかなりタカ派的というか、保守的な考えを前面に打ち出した中で、60万票以上を獲得したという事実もあります、この動きを民主主義の中でどういう風に代表はみていらっしゃいますでしょうか?
60万だっけ、の票ちゅうのは私はそこまでは、ちょっと予想できませんでしたね、取ることはとるけれども、60万つうっとね、他の2候補の3分の2は取っているわけだから、しかしこういう、そういう傾向が強まっているということは間違いないと思います。それで現在の安倍政権がまたそういう考え方を助長している、ということも言えるし、いずれにしろ、世の中が不安定になればなるほど、極端な意見が出てくることは、これは人間社会いつものことでございますから、これはやっぱり、そういう意見を、あるということが、持ってる人がいいとか悪いとかちゅう問題ではなくして、政治家はもちろんですが国民全体が考えないと、ただ単にその場その場で、目先で流れて、政治行動を、投票行動しているのは、よく考えなくちゃいけないと私は思います。
これは世界的潮流だもんな、そうなるんだよ結局、共産党も強くなるだろ、そういうふうになってくるんだよ、だから俺もそうなるよって、ずっと言い続けてきたんだよ、朝日新聞に対しても、だからよく考えないかんつって、それでいいんならいいけれども、それじゃ結局いい未来にならんでしょと、いう思いがあるから、だけど傾向はそういう傾向が強まってくるな、これはやっぱ日韓・日中それから日米も、また同じようなそういう関係にも、二国間関係にも、そういうのが、相互こう影響を及ぼしながら出てくるだろうな、それで相手方にもそういうの出てくるからね、非常に危険なんだよ、そういう意味で。僕も一生懸命従来通りしゃべりますけど、皆さんもよくよく考えて行動してください。
あの、間違えちゃいけないけど田母神さんが悪いって言ってるんじゃないんだよ、個人的なことを言ってるんじゃないよ、うん。
「ネトウヨ」の台頭を単独で論じているものはたくさんあるけれど、それと共産党の躍進をリンクさせて論じているのはあまりないので、そこをちゃんと認識している点は評価できる。
(いわゆる「小沢信者」といわれる人々もこの「極端」の一例だとは思うけれど、それはそれとして)