最近の話題を過去の話とつなげてみる

江戸しぐさ」の批判本『江戸しぐさの正体』の著者は原田実氏。原田氏といえば「東日流外三郡誌」。原田氏のページから

 この古田氏の「参戦」に加えて、さらに厄介なことに朝日新聞までが、裁判の最中と裁 判終結直後、和田氏側に有利な虚報を流した。

 ちなみに古田氏のベストセラーは朝日新聞社を版元としており、今も朝日文庫から刊行 されている。また、『東日流外三郡誌』には一見、反中央・反皇室・反体制・反権威的に 見える記述が含まれているため、それが朝日新聞記者にしばしば見られる思想的傾向にマ ッチしたということも、虚報発生の要因になったのかも知れない。

『東日流外三郡誌』裁判・判決とその問題点


最近どこかで聞いた話。


ところで、

東日流外三郡誌』には一見、反中央・反皇室・反体制・反権威的に 見える記述が含まれている

ということは、「右」の人には評判悪いのかと思いきや

古田氏などの宣伝を真に受けて、現首相の安倍晋三氏と両親の安倍晋太郎夫妻が、安倍氏のルーツは青森にあるということを信じさせられて、わざわざ青森まで先祖の墓参りに訪れた。

第255回活動記録邪馬台国の会)
というわけで、「江戸しぐさ」が官軍による大虐殺という本来ならば「右」の人には受け入れられないような話なのに、なぜか受け入れられてしまうというのも別に珍しいことではなかったりする。