方位信仰

反応がない。ただのしかばねのようだ。

上の記事を半月ほどトップにしておいたんだけど結局反応はなかった。むなしい。叩かれるのは一向に構わないのだが、無視されるのはつらい。これからどうしたらよいのだろうか… なぜ注目されないのか。それはこれが疑似科学だからということではない。疑似科…

納豆といえば天海

『天海僧正が初めて家康と謁見の際、『東叡山(とうえいざん)慈眼大師伝記(じげんだいしでんぎ)』によれば、家康に不老長寿の秘薬として納豆を献上し、天海、自ら好んだ納豆はその後江戸の名物となり』 ⇒平将門怨念ツアー 大江戸北斗七星ツアー 納豆の普…

『天海・光秀の謎−会計と文化−』

『絵文録ことのは』の興味深いエントリー ⇒『天海・光秀の謎――会計と文化――〔改訂版〕』書評 俺が読んだのは、平成5年初版のものなので「改訂版」とは多少違うかもしれないけど、思うところを少し。 まず、前半部分は後回しにして、「日光と久能山を結ぶライ…

(追記)もうひとつの神功皇后陵

ところで、なぜか東北に神功皇后のお墓だと伝えられている遺跡がある。松尾芭蕉の「おくの細道」にも出てくる。 「江上に御陵あり。神功后宮の御墓と云。寺を干満珠寺と云。比處に行幸ありし事いまだ聞ず。いかなる事に や。」(おくの細道) 蚶満寺には神功…

トンデモと科学の狭間で

さて、上の記事は、テレビのミステリー風味で味付けしてあるが、筆者は極めて真面目なのである。 これはいわゆる「レイライン」と呼ばれるものと似ている。 英国ではそれなりに一部の科学者が懐疑主義の立場から扱っているが、日本ではまともな学者が取り扱…

驚くべき新事実を発見した(後編)

(前編のまとめ) 六十八番札所神恵院と六十九番札所観音寺の存在する香川県観音寺市の琴弾山。 そこは大分県宇佐市にある宇佐八幡宮と密接な関係がある。 両者を繋ぐのは、「八幡神」こと応神天皇と母である神功皇后。 筆者は直感的にあることを思いつき、…

驚くべき新事実を発見した(前編)

「我々取材班は驚くべき新事実を発見した!」というのは、テレビのオカルト・ミステリーの常套句だけど、この前書いた、『新説!?みのもんたの歴史ミステリーSP』の寛永通宝の件でいろいろ調べていたら、本当に驚くべきものを発見してしまった。これが意…

寛永通宝

『新説!?みのもんたの歴史ミステリーSP』 テレビ東京でやってた。まあ質の低いトンデモですね。 ただ、一つだけ面白そうなのが吉村作冶教授がやっていた香川県観音寺市の「銭形砂絵」。 ⇒銭形砂絵(ウィキペディア) 1633年(寛永10年)に、丸亀藩藩主の…

金砂神社と日吉大社

『東アジアの古代文化』117号(大和書房)に吉野裕子氏の『常陸東西金(かな)砂(さ)神社「磯(いそ)出(で)大祭禮」試論』という論文が掲載された。 http://www.daiwashobo.co.jp/books/ISBN4-479-87120-9.html 金砂神社とは茨城県にある神社で、東西両神社…

しばらくトンデモモードに入ります

今年初めに、 ⇒『シリウスの都 飛鳥』ってどうよ? という記事を書いたように、俺はさんざん人のトンデモを批判していながら、自身、方位信仰というトンデモにはまっています。 『シリウスの都 飛鳥』もやっと図書館で借りて読み終えたところで、トンデモ魂…

直線大好き

古代の「伊勢道」を発見 三重・明和町の丁長遺跡(共同通信) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060519-00000166-kyodo-ent 既に斎宮跡で見つかっている道路の延長線上に位置し、一直線でつながる可能性が高いという。 古代人の直線へのこだわりは半端じ…

『シリウスの都 飛鳥』ってどうよ?

[書評]シリウスの都 飛鳥 日本古代王権の経済人類学的研究(栗本慎一郎)(極東ブログ) http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/01/__9872.htmlシリウスの都 飛鳥 [本とか映画とかTVとか舞台とか](医学都市伝説) http://med-legend.com/m…