反応がない。ただのしかばねのようだ。

上の記事を半月ほどトップにしておいたんだけど結局反応はなかった。むなしい。叩かれるのは一向に構わないのだが、無視されるのはつらい。これからどうしたらよいのだろうか…


なぜ注目されないのか。それはこれが疑似科学だからということではない。疑似科学でも信者がいれば反応があるし、批判者からの反応もある。


要するに俺が無名だからだ。有名であれば、作家や民間の研究者であっても話題にはなる。有名な歴史学者が、聖なるラインにある古墳を結ぶと北斗七星になるというトンデモ説を主張しているそうだが、そんなものでも話題になってしまうのだ。


もちろん、それは仕方のない面もある。星の数ほどある珍説・奇説をいちいち取り上げていたらキリがないからだ。そこで区別がされる。歴史学者や有名人の珍説・奇説は評価批判の対象になるが、無名人がそれよりまともな説を主張したところで無視される。この世界は不平等にできているが、それには合理的な理由があるのだ。


しかし、そうであってもあきらめきれるものではない。疑似科学に関心のある人にとっては常識だが、この世界は、「科学」と「疑似科学」とを単純に区別することはできない。「ほぼ正しいと考えられるもの」と「ほぼ間違っていると考えられるもの」の間には多数の段階が存在するのだ。


俺が主張していることは、すぐに認められるものだとは自分でも思わないが、検討するに十分値するものだと自負している。とにかくこれは「事実」なのだ。この手の話によくあるインチキは一切していない。それは地図を見れば明らかだ。あとは「解釈」の問題だ。良く言われるように日本には寺社や遺跡が数多く存在するのだから、適当に線を引けばそこに「何か」がある確率は高い(高いにもかかわらず、わざわざインチキしたり、重要度の低い寺社を取り上げたりするものが多いのだが…)。だが、「関係のある遺跡」、それも太陽に関係するなんて曖昧なものではなく、祖父と祖母の墓を直線で結んだ先に孫の墓があるなんて確率がどのくらいあるというのだろう。


グレーゾーンを簡単に切り捨ててはいけない。いわんや歴史学においておや。



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