トンデモと科学の狭間で

さて、上の記事は、テレビのミステリー風味で味付けしてあるが、筆者は極めて真面目なのである。
これはいわゆる「レイライン」と呼ばれるものと似ている。
英国ではそれなりに一部の科学者が懐疑主義の立場から扱っているが、日本ではまともな学者が取り扱わないものである。
日本では在野の「研究者」のみが取り扱う分野であるが、いい加減なものが多い。そして結論を急ぎすぎるのも問題である。


筆者はズバリ、日本に方位信仰に基づく宗教施設の配置(又は逆に位置に基づく宗教施設の意味付け)があったと考えているが、まずやるべきことは、性急な結論を出すことではなく、何らかの意味がありそうな宗教施設の配置を探し出し、知ってもらうことにあると思っている(それは一般に考えられているより数多く存在する)。
それが、「何らかの意図」に基づくものであるのか、「ただの偶然」であるのかは、その先の課題。まずは研究者を土俵に上げることが必要。


もし、この記事を見て興味を持った人で、歴史・宗教・地理関係等に関係する知人がいる人は、
自分は真面目に受け取っていないが、こんなバカなことを主張している人がいるので笑ってほしい
で構わないので、上の記事を紹介してほしいなと期待するのであります。


(ついでにこれも)
金砂神社と日吉大社