といってもパチンコ問題について書くわけではなく、ただのくだらないネタ。
パチンコやったことのある人なら知っていることだけど、出玉を計算してレシートをカウンターに持って行き、お菓子だとかタバコだとかに交換するんだけど、店員に黙って渡すと、ライターの石だとか、ペンダントだとか、わけのわからないものと交換され、そんなもの必要ないなあと思いつつ、店の外に出ると、都合のいいことに、景品交換所というのがあって、それを買い取ってくれるんですね。ここでパチンコ問題について論じたいわけじゃないので、これ以上掘り下げるつもりはないので、以上で説明終わり。
で、このライターの石とかのことは、特殊景品と言うんだけど、それ自体には特に意味はない。あえて言えば、持ち運びに便利だとか、劣化しないということに意味がある。パチンコやっている人は、その「お約束」を知っているから、このややこしいシステムを不思議だとも思わない。
しかし、パチンコ産業が衰退した後、何百年か先の未来の人が、事情が良く飲み込めないまま、この話を聞いたら何と思うだろうか?そう簡単には理解できないかもしれない。なぜ当時の人は、ライターの石をそれほど欲したのかとか疑問に思うかもしれない。しかもより不可解なのは、そのライターの石は消費されずに再びパチンコ店に還流しているのだ。
ある経済学者は、ライターの石は貨幣の役割を果たしていたのではないかという説を発表した。しかし、その説には、当時も貨幣が存在していたのだから、わざわざライターの石を使う理由がわからないという反論があった。ある研究者は、ライターの石には何か宗教的な意味があるのではないかと考え、東アジアの石信仰の側面から考察した論文を発表した。またある研究者はライターの石を分析して、そこに含まれている元素が人に与える影響について論文を発表した。またある研究者は「ライターの石」をカナにして並び替えると、「タイラノイシ」になり「平らの意思」となるから、パチンコに富の再分配機能があることを暗示しているのだと主張した…
いや本当にくだらなくてすんません。