最近の保守系論壇誌は

asahi.com:曲がり角の保守系論壇誌 過激にあおる雑誌台頭


これは去年から、朝日新聞や『論壇』誌上で展開されている、「今の保守は、本来の保守ではない。本来の保守を再評価しましょう」的な主張の延長線上にある記事ですね。

朝日新聞に何が起きているのか?


朝日の真の意図がどこらへんにあるのかは知らないけれど、俺としては同意できる部分が多々あるのも事実。ただし、朝日的主張によれば、保守系論壇誌が変わったのは、90年代後半から、2000年代に入ってからあたりのことらしく、それまでは比較的良かったかのように見えるのだけれど、80年代『諸君』の熱心な読者であり、80年代後半『諸君』の急激な変化によって離れていった俺からすれば、違和感があるのであった。


つまり「最近の保守系論壇誌」の「最近」がいつからなのかというところが、朝日と俺とでは一致しないのだろうなということ。で、何となく現在の保守を批判するために過去を持ち出しているだけのようにも見えなくもなかったりする。ちなみに『正論』は昔も今も大して変わらない気がするけど、熟読したことがないのでわからない。